スピンランウェイ
よみうりランド、スピンランウェイの感想
スピンランウェイは室内型回転コースターです。レールの上をコーヒーカップのように回転する車両が走ります。室内であることを活かし、巻き上げ中にゲームを楽しむことができます。ゲームの内容自体は大したことないのですが、室内ということもあり、ゲームがなければ、退屈な巻き上げ時間になっていたと思うので、この点はとても良いと思いました。
コースターの部分はそれなりでした。回転コースターということもあり、旋回がメインのコースレイアウトであり、爽快感はないコースターです。
30分とか1時間とか待つ割には、内容が少し物足りないなとは思いました。
待ち列に装飾がされているのですが、回転率が悪く列があまり進まず、私はもう薄暗いあの空間にいたくないという気持ちになりました。もう少し相席をするとか工夫できないものでしょうか。正直言って個人的には30分も待つ価値はないコースターでした。
バンデット
よみうりランド バンデットの感想
バンデットは私が小学生の頃からずっと乗ってきたコースターです。私はバンデットとともに成長したと言っても過言ではないでしょう。小学生のときには、毎年春休みになればよみうりランドに行ったものでした。
バンデットの最大の魅力は中盤にある大ドロップです。最高時速110km/hがここで出ます。最高時速がファーストドロップではなく中盤に出るというのは珍しいレイアウトです。大ドロップのところが谷になっていて、駅舎よりも低いところまで落ちていきます。つまりバンデットはここにしかつくれなかったコースターなのです。私はそういった世界にここだけというコースターが好きです。
個人的にバンデットを語る上で外せないのは、大ドロップ後のターンです。ここのターンはバンクがあまりなく、横に振られます。これがとても好きなのです。昔はホワイトキャニオンが見えるというロケーションが良かったのですが、それがなくなった今でも十分楽しめます。
バンデットは私をコースターマニアとして育ててくれたコースターです。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド バックドロップ
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド、バックドロップの感想
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドには通常版とは別にバックドロップというものがあります。座席が進行方向後ろ向きになっている車両でコースを走るというものです。
私はこれに乗って懐かしい気持ちになりました。小学生の頃に乗った逆走バンデットにそっくりだったからです。ホースシュー通過時の首が痛くなる感覚がバンデットのブーメランターン通過時のそれと同じでした。ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドにもバンデットにも登りのヘリックスがあり、その乗車感覚はもちろんほとんど同じです。キャメルバックを中心としたコースレイアウトも、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドとバンデットに共通しています。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドバックドロップは逆走バンデットでした。個人的な評価としては、試みとしては面白いけど乗車感覚は面白くないといった感じです。逆走バンデットが期間限定のイベントであったのに対し、バックドロップは常設のアトラクションです。個人的には、年に1回のイベントくらいがちょうど良いのではないかと思います。ただ、逆走バンデットは今はもう乗れないので、バックドロップはずっと続けてほしいと思っています。
逆走バンデットに思い入れが強すぎて、バックドロップ単体では客観的な評価は全くできません。逆走バンデットには通常のバンデットにはないシートベルトが付いていたり、身長制限が110cmから120cmに引き上げられていたり、そういった記憶が思い起こされました。逆走バンデットまたのりたいなぁ。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドについての感想
まずメーカーに目が行きます。ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドは評判の高いBolliger & Mabillard (B&M) 社の設計です。乗り心地が良いコースターを作ることで有名です。これは相当期待ができます。私はハリウッド・ドリーム・ザ・ライドに乗りたいとずっと思っていました。
しかし関東に住んでいる私にUSJは遠かった。開業から乗るまでに10年もかかってしまいました。しかしついにこの日がやってきました。ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド初搭乗です。結論から言えばハリウッド・ドリーム・ザ・ライドは気持ちが良い。各シートにスピーカーが積まれていて、数曲の中から好きな曲を聞きながら乗れるというのはやはり良い。コースレイアウトもキャメルバックを中心としたレイアウトで、最初から最後まで楽しい。乗り心地も最高でした。
私個人的にはファーストドロップがショボいコースターが好きではないのですが、このコースターは、落差は大したことがないものの、角度が結構あり、引き込まれ感も楽しめました。乗車時間もコースの長さの割にそれなりに長く、満足です。
国内のすべてのコースターに乗ったわけではありませんが、満足度では国内TOP10 に入るコースターでした。
フライングダイナソー
フライングダイナソーの感想
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのフライングダイナソーは、2016年開業と、比較的新しいコースターです。フライングコースターというタイプのコースターで、体がうつ伏せの状態で進みます。
私はまだ1度しかユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行っていません。私が行ったときには、それなりに混んでいて、フライングダイナソーには2回しか乗っていません。感想を書くには乗車回数が足りないとは思うのですが、書ける範囲で書きます。
まず、巻き上げの速さが途中で変わるのが興味深い。途中で早くなります。ファーストドロップは結構良い。その後のターンは、結構なGがかかります。その後の展開は、アップダウンはあまりなく低いところを速いスピードで進みます。正直、2回乗っただけでは何が起きているのかよくわかりません。ただ凄かったという感想が残ります。
またフライングダイナソーに乗りに行き、詳細なレビューを書けるくらいの回数乗ってみたい。
混んでいて何回も乗れなかったのが残念です。リベンジしたい。
ディアブロ
姫路セントラルパーク ディアブロの感想
今年の春に乗ったディアブロの感想を今更書きます。まずディアブロに乗る前に驚いたのが、姫路セントラルパークがとても空いていたことです。春休みの真っ最中で、前日に行ったUSJは年間パスの入場除外日であり、それでもとても混雑していました。しかし姫路セントラルパークはとても空いていました。特に入口から遠いところにあり、定員も多いディアブロは満員になることがほとんどなく横4列の車両の前3列しか埋まらずに発車させていました。満員までお客さんを待たずに発車させるということは、余計な待ち時間がないという点では良いのですが、前方にしか乗れないという欠点も抱えています。特に、ディアブロでは落差に対しての車両の長さが長く、前方と後方では乗車感覚が大きく変わります。私は4時間ほど滞在し、1回だけ満員になり、最後尾に乗れましたが、それ以外では前方3列以内でした。
前置きが長くなりましたが、ディアブロ本編の感想に入ります。まず全体を通しての感想として、このコースターはハードすぎると感じました。比較的ハードなコースターが好きな私ですが、待ち時間無しで乗れたということもあり、ディアブロは3連続で乗ったらもうフラフラなりました。全体的に回転エレメントが隙間なく配置され、息もつかせぬ、というよりも本当に息ができなくなりそうでした。
コースレイアウトとしては、
巻き上げ→ファーストドロップ→垂直ループ→ゼロGロール→垂直ループ→旋回→コークスクリュー→ターンコークスクリュー→ターン→ブレーキ
という流れとなっています。
とにかくキャメルバックで爽快!といった感じではなく振り回されるコースターです。3種類の回転エレメントが出てくるのですが、ジェットコースターに乗りなれていてもなにがなんだかわからない、という気持ちになりました。回転エレメントが大好きな立場から言わせてもらうと、もう少し1つ1つの回転エレメントを大事に扱って欲しいと思いました。
ということで私は期待していたほどにはディアブロを楽しめなかったのですが、長距離移動で疲れていたとういこともあったので、体調が万全なときに乗ってみたいコースターではあります。よみうりランドあたりにあったら何回でも乗りたいコースターになると思います。ディアブロは遠くて人がいないのが残念なコースターでした。
八木山サイクロン
八木山サイクロンの感想
今年の夏に仙台に行く用事があり、八木山ベニーランドについでに行くことができました。八木山ベニーランドの目玉コースターは八木山サイクロンです。
八木山サイクロンは「脳天直撃・恐怖マシーン」です。看板にそう書いてありました。
乗る前の階段に並ぶとすぐ目の前にレールがあり、コースターマニアとすれば、テンションが否応なしに上ります。駅舎内をレールが貫通しているというレイアウトは他にはなかなかなく、面白いと思いました。
八木山サイクロンに乗車した感想ですが、ファーストドロップは期待していた以上によく、後半部分も思っていた以上に乗りごたえがありました。特に後方の席に乗ると、ファーストドロップの迫力がより増しました。遊園地自体が山上にあり、ファーストドロップの瞬間に仙台市街が見えるのも、なかなか良いものでした。ファーストドロップ後の旋回も迫力があり、コースターの短さの割には満足度はとても高いコースターでした。